幼稚園ってなあに? どんなところ?
これまで家庭の中で生活していた子ども達が、母親から離れ、初めて集団生活の中で自分の事は自分でする事を学び、少しずつ自立していきます。
心と体を育む
子どもは、身の周りのいろんなことに好奇心を抱き、未知の世界に対してどんどん探究心を膨らませていきます。子どもにとって大切な事は、発見する喜びを知り、満足感を得る経験です。経験の仕方が、豊潤な子どもには発想や言葉などに豊かさが表れ、また積極性も培われていきます。園では、新しい出会いや様々な経験を繰り返しながら、向上する子どもの心を支え援助していきます。特に自然に対する疑問を、教師や友達と共に実体験することによって答えを見出し、自然界への敬意を感じることは大切です。恵まれた環境の中で、命の尊さや自然との共生を肌で感じながら、心をより豊かに育んでいきます。
同世代の子どもたちと触れ合い協調性を養う
幼稚園は、子どもが最初に足を踏み入れる小さな一つの社会です。そこには、色々な人がいて、自分と違った考えを持っています。それぞれ違った個性のぶつかり合いに、最初は戸惑うこともありますが、仲間同士で困難を乗り越えてこそ生み出される心の豊かさ・素晴らしさが体験できます。そのような人間関係を通じて、子どもたちは協力することの楽しさを学び、人間として大切な精神性の土台を培います。
社会ルールやマナーを学ぶ
正しい生活習慣や、公共の場におけるルールを身につけるには、この時期が最適です。礼儀作法や躾など幼児期にこそ学ばせたい事を、日常生活の中で伝えていきます。